インタビュー

- INTERVIEW -

岩手県の農業振興に向けて、縁の下で日々奮闘!
[公益社団法人岩手県農業公社 良田 裕徳さん]

福島県の高校を卒業後、岩手県内の大学に進学した良田さん。大学では農地の基礎となる土壌物理学など農業の生産基盤に関わる農業土木について学びました。卒業後は、農用地の整備を全国規模で実施していた法人での勤務を経て、岩手県農業公社に入社。県内の農業振興のため日々奮闘しています。

 

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Q.どのような仕事をしていますか?

基盤整備部に所属後、令和元年度から農地中間管理部農地集積課長として、農地集積80%に向けて農地の貸借、売買に係る事務の総括のかたわら、担当地区の農地貸借事務を行っています。具体的には、高齢などの理由で耕作が難しくなった農地所有者の方から、農地を公社で一度借り入れ、地域の担い手に貸し出す、農地の不動産屋のような仕事をしています。貸借事務を円滑に進めるため、農地のある市町村役場の担当の方や農業委員会の担当の方と連携を取って業務を行っています。

 

Q.現在の会社に入社したきっかけを教えてください。

前勤務先の都合により転職が必要となり情報を集めていたところ、岩手県農業公社での求人情報を耳にしました。前職場での農用地整備に関する工事等の発注や監督業務の経験を生かした仕事を通じて、岩手県の農業に貢献したいとの思いで、公社の門をたたきました。また、今までは全国を転勤する生活で、いずれは生活の基盤をどこかに築かなければと思っていました。公社への入社により、学生時代を過ごした思い入れのある盛岡で、この二つの思いを同時に実現できました。

 

Q.実際に入社して感じていることを教えてください。

公社に入社して早10年目。令和元年度は基盤整備を行う部署から農地貸借に従事する部署への異動も経験しました。公社でこれまで経験した基盤整備事業や現在の農地中間管理事業での業務を通じて、農業者のために貢献できるやりがいのある仕事だと日々実感しています。また、近年は公社としてイクボス宣言や福利厚生の見直しを行うなど、働き方改革にも力を入れていて、多忙な業務の中においてもワーク・ライフ・バランスをうまく実現している職員が多いと感じます。

 

Q.これまでで仕事で印象に残っていることを教えてください。

基盤整備部での暗渠排水工事(農地の水はけを改善する工事)の現場代理人業務が印象深いです。春の農作業が始まるGW直前が納期でしたが、この時期は雨が多く、仕上げ作業が中断することもあったため工程管理には苦労しました。また、安全施工が第一であり、無事故無災害で竣工させることにも神経を使い、気が休まる時があまりなかったように思います。ですが、工事後、農家の方から「工事をしてもらってよかった」との声をいただいたときには、苦労が「やりがい」に切り替わりました。

 

Q.就活する学生へのアドバイスをお願いします。

私が就職したころと比べ、昨今の学生はインターネットの普及により企業情報を収集する能力が高く、自分の理想に近い企業の選択肢も増えているのではないかと思います。一方で就職前の情報が多い分、いざ働き始めたら「思い描いていた仕事とちょっと違う」と感じることもあるかもしれません。是非、受験前には就職説明会で企業担当者と話したり、職場訪問で職場の雰囲気を感じたりして、自分で納得できる企業を選択してください。

 

インタビュアー:齊藤 幸四郎

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