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2017.12.11

採用ブランディングキャンプ2017報告会:プレゼン動画公開中!

WE ARE READY な企業に向けて!
盛岡市内の事業所がチャレンジするプロジェクト。

盛岡市採用ブランディングキャンプ 「新しい採用のカタチ」 報告会

 

平成29年7月からスタートした、盛岡市採用ブランディングキャンプ2017。
第1回講座から始まり、個別のフィードバックや指導を受けながら10月13日の第4回まで「ペルソナリクルーティング」→「ペルソナの心に響く自社の魅力について考える」→「現役学生からのフィードバック」→「採用企画の整理」と進んできました。11月17日の最終第5回は、参加企業の研修の振り返りと採用のための新たなアイデアを盛り込んだイベント、その告知方法と採用活動スケジュールを発表する報告会を開催。講師の株式会社コヨーテ、代表取締役菊池龍之さんとともに“採用力”を磨いてきた参加企業9社が、それぞれの採用戦略をプレゼンしました。

各社のプレゼン動画とともにご紹介していきます!

 

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(1) 株式会社ライブリー

調剤薬局などを運営している株式会社ライブリー(本社北上市、従業員234名うち薬剤師114名)。「年間約9千人の薬剤師が誕生しているものの、売り手市場で採用活動が過熱・激化している。ここで独自の戦略で人材確保を」と参加理由を明らかにしました。同社が考えた採用企画は「キャリアカフェ」。先輩薬剤師と薬学生が気軽に話し合う場。毎月1回、計4回開催を予定。初回は「はたらくを考える」がテーマ。将来の目標として「社内の薬剤師全員が採用担当者になること」を挙げました。

 

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(2) 社会福祉法人やよい福祉会

特別養護老人ホーム「コアトレース厨川」(盛岡市、従業員57名=パート含む)の社会福祉法人やよい福祉会です。「待つだけの採用では求める職員像が不明確」とこれまでの採用を反省し「学生側の共感を大事に、ターゲットを明確にすることで新たなアイデアが生まれた」と講座を振り返りました。理想の人材像ペルソナは「自分が納得するまで物事に取り組みたい」という方。イベントは「福祉学生のためのワガママ試職会」。学生が日程や見学したい仕事内容を選び、本人が納得するまでとことん付き合います。

 

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(3) 東日本機電開発株式会社

配電・制御盤などを製造する東日本機電開発株式会社(本社盛岡市、社員47名)です。前回2016年のブランディングキャンプの報告会に出席し「わが社に足りないのはこれだ!」と社長を説得して今回参加。現役学生からのフィードバックで「会社の良い所をもっと言ってもいい」というアドバイスを受け、考えた採用イベントが「たぶん日本で一番謎な企業の説明会」。「電機の会社なのになぜイチゴを作っているのか」「この10年新卒社員がやめていないのはなぜか」など会社の特長を謎解きで紹介します。

 

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(4) ななっく株式会社

「今後の採用にあたり、他社の活動の仕方を知りたかったのが参加の動機」と話しました。今回講座に参加し「採用も営業同様、積極的に外に出かけてできる」と気づきがありました。同社で最近力を入れているのは、1階「ごちそうマルシェ」で行っている地元食材を使ったななっく流の地産地消の取り組み。「企画力、PR力を高めたい!」「地元の魅力を発掘、発信したい!」という学生を狙い「地元食材の魅力発信!ワークショップinななっく」を開催します。

 

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(5) 株式会社D・LIFE

戸建、注文住宅の株式会社D・LIFE(盛岡市、従業員19名=住宅部門)は、受講の成果を三つ挙げました。一つは求める人物像を明確にすることができた。二つ目は全社員を巻き込み自社の魅力や課題に気付けた。最後はアピールしたいことと学生視点からの魅力が違うと気づけたこと。求めるペルソナは「デザインにこだわり、建築に対して熱い想いを持っている」人。採用イベントは「全スタッフと取り組むシェアハウス設計コンペ」。社員を交えたグループワークを通して、学生の真剣な思いを受け止めます。

 

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(6) 株式会社三櫻

株式会社三櫻(盛岡市、従業員30名)は、医療機器・器具の販売や修理などをしています。採用活動をするに当たって業界側が動いて機会をつくることの必要性を感じ、魅力ある会社づくりが採用への近道と分かったと講座を振り返りました。
ペルソナは「大学では野球部に所属していたが、けがをして裏方に。健康の大切さを理解している」。そんな学生です。「健康や医療に関わる仕事に興味があるけれど、どんな業界や仕事内容なのかよく分からない」という学生の不安を払しょくするための「医療の仕事・丸わかりツアー」を実施します。医療現場にはさまざまの職種の人が関わっており、病院や消防署を見学することでどんな仕事なのかをイメージしてもらいます。

 

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(7) 北上ロード株式会社

高速道路の維持、補修などをしている北上ロード株式会社(盛岡市)は、これまでは中途で有資格者を採用し、新卒採用はしていませんでした。学生を採用するノウハウを得るため講座に参加。求める人物像を具体化する過程で若い社員と交流が生まれ、採用担当には分からない会社の魅力ややりがいに気付きました。社員には体育会系が多く、ペルソナもそのキャラクターでつくりました。イベントは「部活に励んだ先輩社員に聞く!ガッツリ!体育会家座談会」。体育会系が集まる大学近くの飲食店などにチラシを配布します。

 

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(8) 岩手トヨペット株式会社

岩手トヨペット株式会社(盛岡市)は、以前は会社としてほしい人材像があいまいで、受け身の採用が続いていました。ペルソナを検討する過程で「はたして車をたくさん売る人だけが当社のエースなのか?」という疑問が出ました。「将来支店長が務まる人」をペルソナとして、社内で人材を探し、生い立ちからこれまでを長時間インタビューをして、「自分に自信があるが、謙虚で上昇志向が強い」などのペルソナの特徴を明らかにしました。採用のためのイベントは若手トップセールスマンに聞く「クルマ業界トークライブin盛岡」です。

 

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(9) イオンスーパーセンター株式会社

イオンスーパーセンター株式会社(本社盛岡市、21店舗、従業員約3600名)です。最近「一括大量採用」に失敗し「入社条件を変えることは難しいが、採用のやり方を変えることはできる」という思い参加しました。「採用は人事部だけの業務ではない」「これまでは上から目線だった」と気づき「前例のない採用活動」に踏み出すことに。ペルソナは「教職課程履修中で民間企業を考えている」学生に対象を絞り込み「忙しい!教職&就活 応援講座」と寄り添った内容になっています。

 

プレゼンを終えた各社は、それぞれのペルソナ獲得を目指してこれから本格的な採用活動に入るため、今回のブランディングキャンプでは、イベントの具体的な告知方法とスケジュールを明確にしています。最後に講師の菊池さんからは「それぞれが理想の人材像を手に入れ、その視線から求人イベントを考えました。その過程で自社の魅力を再確認したり、採用活動は人事・総務だけの問題ではないなどの気づきもあったようです。売り手市場の今、ペルソナを獲得するのは容易なことではありませんが、採用活動はこれからが本番です。会社の将来を担う人材を採用できるよう、これからの頑張りを期待します」と各社を激励しました。

 

\ブランディングキャンプの様子はこちらから/

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